所在地:岡山市中区沢田649-2
岡山市民にとって操山(みさおやま)は、親しみとなじみの深い山。よく整備された、気軽なハイキングコースとして、四季を通して人気です。
操山は岡山市中心部の東に位置する丘陵地。ことに丘陵の北側は、里山のたたずまいを残し、果樹園や畑、竹林が広がっています。 1時間程度の軽い山歩きや本格的なハイキングまで、いろんな楽しみ方をアレンジできるのも操山の特徴です。
ちなみに、操山は東に円山、笠井山と連なっており、一帯をさす呼称が「そうざん」。地元の人にとっては、こちらのほうがなじみ深いようです。
まず最初に立ち寄ったのが「操山公園里山センター」。ここでは、操山を歩く人のための旬な情報提供や、野鳥観察、ウォークイベントの実施などをしています。しかも、これらのイベントは、センターボランティアの皆さんによって企画・立案・運営されているのですから、素晴らしい。
センター内には、操山に関わる展示物をはじめ、会議室、多目的ホールなどを完備、屋外には芝生広場、炭焼小屋、里山農園があります。
操山は標高169mの低山です。山中には4~5世紀ごろの古墳が、なんと約150基も確認されるなど、文化財の宝庫でもあります。
今回歩いたのは、操山公園里山センターから尾根を越えて岡山縣護國神社に至る往復コース。所要時間1時間程度の初心者コースです。 整備された小道を、サクサクと落ち葉を踏みしめながら歩くと、心が癒されます。
操山一帯は、どれも山頂150m程度の低山で、林道がよく整備されています。ですので、気軽に楽しむことができ、「散策できる山」としてのポテンシャルがけっこう高いのです。訪れた当日も、子ども連れのファミリー数組と出会いました。
もちろん、がっつり歩きたい人もOK。トレッキングやトレイルラン練習に使えます。 自然そのままではない、人の手の入った里山のすばらしさを体感できました。
岡山縣護國神社は岡山県出身又は関係のある明治維新以降国難に於いて亡くなられた英霊(戦歿者)をお祀りしています。 この岡山縣護國神社は備前藩主池田章政公により、明治2年に建てられました。
ちなみに、全国各地にある護國神社の多くは、明治2年、東京招魂社(靖國神社)が創建されたのに併せて「招魂社(しょうこんしゃ)」が建てられ、後に護國神社と改称されました。
国や家族を想いつつ犠牲となり、尊い命を捧げられた御英霊に感謝。御霊安かれ。
岡山県は「晴れの国」。おいしいお米、フルーツ、元気な野菜たち・・・。
県内各地には、健康的な特産品がいろいろ。
ちょっと足をのばせば、いまも豊かな里山風景が楽しめる、恵まれた環境にあります。
私たち淵本重工業の製品は、農業機械の分野においても活躍しています。
美しく、豊かなふるさと風景と、安全安心な日本の食を、これからも大切に育てていきましょう。