道の駅 かよう
道の駅 かよう
〒716-1551 岡山県加賀郡吉備中央町北1974
ちょっと疲れたら立ち寄ってみる。新鮮な発見がある。
・・・それが「道の駅」。
おいでんせえ「岡山の道の駅」シリーズも、今回で一区切りとなります。
県内に16カ所(2020年現在)ある道の駅ですが、訪れた駅それぞれに特徴がありました。理由は、地域の「らしさ」を前面に押し出し、そのことが多くの方に歓迎され、結果としてリピーターを多く生んでいるのでしょう。
道の駅を訪問して思ったのは、どこも盛況で、地域内外の方々にすっかり定着していること。今回訪問した「道の駅かよう」は、岡山自動車道の賀陽ICから国道484号線を北東に数キロ進んだところにあり、さほど交通量は多くない、田んぼに囲まれた場所にあります。しかしながら、長閑な雰囲気は駅周辺の風景だけ。乗用車だけでなく、ライダーや観光バスも次々やってくるにぎわいを見せています。
「道の駅」はいまや、ひとつの「安心&憩いブランド」として、多くの人に認知されている事実を再確認したのでした。
吉備高原真っただ中。地元産野菜や果物目当てのリピーター、多し。
「道の駅かよう」があるのは、岡山県のほぼ中央に位置する加賀郡吉備中央町。岡山県在住の人でも「加賀郡?」と知名度はやや低めですが、じつは2004年に旧上房郡賀陽町と旧御津郡加茂川町が合併して誕生した新しい行政区なのです。駅名は、旧町名の賀陽町よりつけられました。
「道の駅かよう」は3つのゾーンから構成されています。地元の新鮮な野菜・果物・農畜産物加工品等を販売している<有機の郷かよう直売所>、特産物加工品、手作りせんべい、日用品等を販売している<高原マーケットかよう>、手打ちそば、各種定食、幕内弁当等、地元新鮮野菜のサラダバーが楽しめる<和風レストランかよう>。
最近は道の駅なのか農産品の直売施設なのか判別がつかないタイプの施設が増えましたが、ここは道の駅本来の施設をしっかりと整備。その道の駅をベースに、コンビニ、パン店、特産ブルーベリーのアイス販売店など、多面的な機能を備えています。
夏になれば、毎年のようにツバメがやって来て、ここで子育てする姿を間近で見ることができるのも、ほのぼのといい感じです。 地の利もあってか、気候の良いシーズンにはバイクや自転車に乗る人たちの休憩場所となっていています。ここのレストラン。地元産野菜のサラダバイキングが売り物でしたが、コロナの影響でやむなく中止になったのは、ちょっと残念です。
なお道の駅のすぐ近くには「野山温泉」という誰でも入ることができる温泉があります。 徒歩5分の「老人福祉センターふれあい荘」の中です。営業時間は月曜日~金曜日の午前9時30分~午後4時。入浴料400円。ちょっとした穴場です。
岡山県は「晴れの国」。おいしいお米、フルーツ、元気な野菜たち・・・。
県内各地には、健康的な特産品がいろいろ。道の駅、サービスエリアでは、そんな特産品と出会えます。味わえます。
私たち淵本重工業の製品は、農業機械の分野でも活躍しています。
安全安心な日本の食を、これからも大切に育てていきましょう。