道の駅 かもがわ円城
道の駅 かもがわ円城
709-2413 岡山県加賀郡吉備中央町上田西2325-1
さながら、とれたて野菜の大放出市場
秋本番。まさに「収穫の秋」シーズンに、吉備高原にある道の駅「かもがわ円城」を訪れました。
じつはこの「かもがわ円城」は、岡山県下で最初に開駅した道の駅なのだとか。
吉備中央町の国道429号線沿いにあり、建物は和風のイメージで周囲の風景に溶け込んでいます。さりげなく迎えてくれる雰囲気がいいですね。ここでは道路情報を確認できたり、レストランでは「くさぎ菜のかけめし」などローカル色豊かな食に出会うこともできます。
おすすめは、併設されている「交流促進センター」。新鮮な農産物や加工品などが豊富に並ぶマーケットで、季節ごとに変わる陳列品を買い求めようと、たくさんの方でにぎわっています。
この「交流促進センター」前の広場が、秋冬にかけては高原特産の「円城白菜」で埋め尽くされます。鍋用など日常使いはもちろん、漬物づくり用に大量に買い求める方もおり、終日客足が途絶えません。1個¥200程度から、どれもぎっしり詰まった見事な白菜ばかりです。
このほか、柿などの果物もいろいろ。まるで青果市場に足を踏み入れたような雰囲気を楽しむことができます。このほかセンター内には、特産品や加工品が並び、円城白菜を漬け込んだ加茂川キムチ、猪肉、手作り味噌などが人気です。
交流拠点としての「道の駅」を再確認
これまで県内各地の道の駅を訪ねてきましたが、各駅に共通しているのは、ドライブ休憩地としての利用はもちろん、地元の交流拠点、農産品・特産品の供給拠点として、内外の人たちにすっかり定着しているということでした。
私たち淵本重工業は機械部品メーカーですが、最終的に使われている機械の主力は大型小型の農業機械分野。間接的ではありますが全国および世界の農業・農家とかかわっており、またそのことが、人々の食生活を支える一助となっていることをうれしく感じています。
その一方で、道の駅の使われ方として実感したのが、クルマやバイクでドライブしたり、ツーリングする際に、とてもありがたい中継地として役割を果たしていること。この日も、オールドカーのミーティングに参加された方が帰りに立ち寄ったり、単独で、あるいはツーリング仲間とやってくるバイカーが途切れることはありません。
ちなみに道の駅「かもがわ円城」は、「バイクの聖地」とも呼ばれているそうです。その理由は、ここを拠点にツーリングに快適な道が続くことから。近くには広域農道があり、風景がよく、信号もない走りやすい道なので、ベテランから初心者まで人気があるそうです。バイカーなら、知る人ぞ知る道の駅、それが「かもがわ円城」でした。
岡山県は「晴れの国」。おいしいお米、フルーツ、元気な野菜たち・・・。
県内各地には、健康的な特産品がいろいろ。道の駅、サービスエリアでは、そんな特産品と出会えます。味わえます。
私たち淵本重工業の製品は、農業機械の分野でも活躍しています。
安全安心な日本の食を、これからも大切に育てていきましょう。