農業機械、車輌、一般産業機械などの部品製造および組み立て

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まあ飲まれえ、岡山の酒

十八盛酒造株式会社

〒711-0903 岡山県倉敷市児島田の口5-6-14
天明5年(1785年)創業
http://www.juhachi.jp


「娘十八、番茶も出花」

社名および銘柄にも使われている「十八盛」。ちょっと気になるので酒蔵の歴史を紐解いてみると、酒蔵の五代目(現在は八代目)が慶応年間のころに一級酒につけた銘柄とのこと。
「十八盛」は例の「娘十八、番茶も出花」という言葉から引用したものだそうですが、じつはこの言葉、元をたどれば「鬼も十八、番茶も出花」だとか。鬼ではなく、「娘十八~」の表現となったは、意味を分かりやすくするため、後に作られた言葉なのだそうです。
番茶とは、煎茶用の若い葉を摘んだ後に残った堅い葉から作るお茶のこと。煎茶よりも風味が劣るものの、出花(湯を注いだばかりのお茶)ならば、それなりにおいしく飲める・・・ということで、この言葉の本来の意味は、<鬼のように容貌のよくない娘でも十八の年の頃にはそれなりに愛らしく見えるもの>という、まことにストレートで遠慮のない断言具合です。
ともあれ、<出花の番茶>のように、飾ることなく、地元の方々に広く親しまれ、愛される酒であることを願ってのネーミングであり、こうした酒造りにこだわってきました。
口に含んだ時の優しい甘み、丸く温かで耽美な味は、瀬戸内の温暖な気候と豊かな食の文化に育まれ、伝統の技を継承する蔵人によって造られ続けています。

十八盛酒造

(写真は同社のホームページから転載)

「酒造りは人を育てる」との考え。

十八盛酒造は瀬戸大橋のたもと、倉敷市児島にあります。瀬戸内海は日本で初めて指定された国立公園であり、瀬戸内の魚介類が水揚げされる地域性から、魚介類にもよく合う旨味のある酒、また、最近の食の多様化を受けて、和食、洋食を問わず、さまざまな味わいの料理に合う食中酒を造り続けています。
定番酒の「十八盛 金紋」は岡山県産アケボノで仕込んだ、昔でいう二級酒ですが、「とはち」の愛称で根強い人気があります。「十八盛 備前蒼海」は岡山県産雄町米を使用した純米酒。意欲的な銘柄の「多賀治」は五代目当主の名を冠し、新しいことに常に挑戦した五代目の精神を受け継ぎ、地元の米と水にこだわった誠実な酒をめざします。
ところでこの蔵は少人数ながら、蔵人育成に独特の考えを持っています。すなわち、「酒造りは人を育てる」。
酒造りは五感を使って醸されていきます。一つ一つ丁寧に仕事をしたからこその達成感、そして失敗の許されない緊迫感。たいへんな作業の連続ですが、その不断の努力により、更に良い酒ができ、また人の和がつながっていく・・・、と。
この考えは、弊社・淵本重工業の人材観である「モノづくりは人づくり」、「技術はやっぱり人です」の思想に相通じるものがあると強く感じました。

酒銘柄

写真は同社のホームページから転載しています。

日本酒の原料は米です。米と、水と、人の技。この三つが一体となって、その土地土地のおいしいお酒は生まれます。

私たち淵本重工業も、日本の文化である米作り、日本酒造りに間接的ながらかかわっています。

がんばれ日本と世界の農業。

当社で製造している
農業機械部品の一例

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