過去のおいんでんせえ
バックナンバー:第九幕『岡山の花めぐり』
淵本重工業 晴れの国、岡山の花めぐり
コスモス
みどころ

岡山県真庭市。北房ICからほど近い場所にあるその名も「コスモス広場」は、コスモスを鑑賞するには絶好の場所。広場内に駐車して、ゆっくり散策してみてはいかがでしょう。
さらに、近くの備中川沿いには約5kmにわたって続く「コスモス街道」があり、さらに西へ車で10分のところには西日本最大級のコスモス園「コスモスパーク北房」があります。

【詳しくは北房観光協会へ】
http://www.e-maniwa.net/hokubo/



その他の見どころ
蒜山高原自転車道(真庭市)
ドイツの森(赤磐市)
玉島E地区フラワーフィールド (倉敷市)
花言葉と、花図鑑
 
コスモスには多くの花言葉がありますが、よく知られているのは「乙女の真心」「乙女の愛情」。可憐な花とはいえ、ちょっと赤面しそうな言葉が並びます。原産地はメキシコ。じつは日本に来てまだ130年ほどの、歴史の浅い花なのです。
コスモスは、キク科植物の多くがそうであるように「短日植物」です。「短日 植物」は日照時間が短くなったりすると開花が促進され、この花が秋の風物詩とされるのは、季節の変わり目、つまり昼夜の長さの変化を反映しているからなのです。

こぼればなし
「コスモス」という言葉の語源は、ギリシャ語の「秩序」「飾り」「美しい」 という意味の「Kosmos, Cosmos」に由来しています。星がきれいにそろう宇宙のこともcosmosと呼ばれ、花びらが整然と並ぶこの花もcosmosと呼ばれるよう になりました。宇宙の「コスモス」と、花の「コスモス」の語源は、同じだったんですね。
風に強く、秋風に揺れる様は日本の風情にすっかり溶け込んでいます。なにし ろ<秋桜>の名が付けられたくらいですから。美しいけれどもねばり強いコスモスの群生。私たちもさまざまな風に立ち向かいながらも、技術という花を咲かし続けたいものです。
コスモス畑