新見市草間にある、秩父層石灰岩中の石灰洞の天井の一部が崩落して生じた東洋一といわれる天然の石門。 造形も素晴らしいですが、かつては洞口から吹き出す低温多湿な自然条件により、この付近では、高山性や北方系などの貴重なコケ類が多く自生していました。 しかしながら、周辺の開発により冷気が弱くなり、 湿度も低下。 結果、貴重なコケの集落が大幅に減少してしまっています。 貴重な自然遺産。なんとか、次の世代へと引き継いでいきたいものです。 |
下からのながめ。まさに「門」 |
近くにある草間自然休養村 |