吉備清流県立自然公園（きびせいりゅうけんりつしぜんこうえん）
岡山を流れる一級河川・旭川中流域の旭川ダム、宇甘渓の渓谷と円城、両山寺等の吉備高原地域からなっています。この地域は、古くから文化が開け、志呂神社、円城寺、両山寺などの神社仏閣が多数あり、特に円城一帯では、岡山県のふるさと村の指定を受けており、昔懐かしい景観を見ることができます。また、宇甘渓は、岡山県南の代表的なモミジの名所です。
【吉備高原から円城（えんじょう）、ぐるり宇甘渓（うかんけい）へ。】
岡山市内から岡山空港方面へ、しばらく車を走らせると吉備高原エリアにさしかかります。岡山空港を右に見て、そのまま道をまっすぐ行けば吉備高原都市へと続き、快適なドライブコースとなっています。途中、標識に従って右に折れてゆるやかに山を下り、加茂川円城へと向かいます。
小川あり、谷ありの、のどかな風景。
なんだか懐かしく、景色に見とれていると、途中には現役の炭焼き小屋を発見。やがて、円城ふるさと村の看板が見えてきます。
【ふるさと村の、ふるさとテイストを楽しむ】
この円城ふるさと村。岡山県に7つあるふるさと村のひとつです。このあたり一帯は円城寺を中心に鎌倉時代中期に形成された門前町。かつては酒屋や雑貨屋、宿屋が軒を連ねており、のどかな風景を見ることができます。そぞろ歩きを楽しんだら、今度は旭川の支流、宇甘川に沿って木立の中を快適に下ります。途中にあるのが、宇甘渓。ことにおすすめなのが秋の紅葉。シーズンともなれば、河原でお弁当を広げる家族連れの姿をあちこちで見られます。
岡山市内から出発して、ゆっくり楽しめる一日周遊コース。
円城ふるさと村から北にしばらく足を伸ばせば、岡山藩主の池田継政が湯治した小森温泉。宇甘渓から御津に出て、少し北に走れば、岡山県下有数の湧出量・全国屈指のラジウム含有量を誇る八幡温泉郷があります。
近い。お手軽。癒される・・・。
最後は一風呂浴びてのしめくくりがおすすめです。
●このエリアのおすすめポイント
・円城ふるさと村
・旭川湖畔
・小森温泉
・宇甘渓
・八幡温泉郷
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