夏、といえば祭り。祭りといえば、花火と踊り。この二つの黄金セットで人を惹きつける夏祭りは全国に存在します。なかでも、港を抱えた街の夏祭りは、それぞれに独特の風情があり、大きな盛り上がりを見せているようです。
その理由は、港がもともと人と物が往来するところであり、人を呼び集める土地柄を歴史のなかで作り上げてきたためでしょうか。それに、夜の海を渡って届く潮風。港祭りならではの魅力をいっそう高めています。
さて、岡山県玉野市の玉野まつり。県下でも有数の規模の夏祭りです。最近の「おどり大会」はロック調にアレンジされた「カッカラカ」のリズムにのって数千人の踊り子たちが町筋で踊り競い合います。花火は海上から打ち上げられるのも、港町ならではの演出。
港を出れば、そこは外洋へと続いています。そして外洋の向こうには世界が広がっています。今も昔も港がエネルギッシュな輝きを放っているのは、常に目を外に向けた、アクティブな存在故でしょう。
私たちが作る部品が組み込まれた製品は、多くが海を渡ります。また当社は、海外での生産活動も行っています。進む経済のグローバル化。視野を世界に向け、エネルギッシュなハートで、前に、前に、進んでいきたいと思います。 |