過去のおいんでんせえ
バックナンバー:第三幕『岡山の美術館・博物館』
笠岡市立カブトガニ博物館
生きているカブトガニを目の前で観察でき、映像プログラムなどで生物の進化を楽しく学ぶことができます。また恐竜の復元模型や化石などの貴重な展示物も多数あり。

 
岡山県笠岡市横島1946-2
TEL:0865-67-2477

子ども、特に男の子はたいていが恐竜や怪獣が好きですね。かくいう、我々大人もかつては子どもだったわけで、小学校の図書館では恐竜ものは常に貸し出し状態。マンガ雑誌にもよく特集で取り上げられ、CG映画「ジュラシックパーク」のリアルさには及びもつきませんが、巻頭にでかでかと載るリアルタッチのイラストに「すっげー」とコーフンしたものです。
ジュラシックパークを再現しているUSJのミニ感覚で、太古の恐竜時代にタイムスリップできるスポットが、ここ、笠岡市立カブトガニ博物館。
なんと2億年前から姿形そのままに生き続けているという、まさに“生きた化石”のカブトガニを目の前で観察することができます。建物の外観は、カブトガニをかたどったドーム状。館内では各時代の化石や生態のジオラマ模型も展示してあります。
そして隣接してあるのが恐竜公園。7種8体の実物大の恐竜模型があり、しかも全ての恐竜は学術監修を受けた精巧なもの。池からきょっきりと首を出す首長恐竜など、なかなかの迫力。こんなどでかい奴らが、のっしのっしと地上をうろつき回っていたのかと思うと、やはり、地球の歴史って「すっげー」と童心にかえって思ってしまうわけで、親子共々純粋に感動し、楽しむことのできるおすすめスポットなのであります。