過去のおいんでんせえ
バックナンバー:第二幕『岡山の観光スポット2』


島めぐり・・・。なんともノスタルジックで、旅情をかき立てる言葉でしょう。しかも、船上から島影を眺めるのではなく、てくてくと島内をそぞろ歩いて、定期船に乗ってまた次の島へ。こんなのどかな旅のできる島々が岡山にはあります。
岡山県瀬戸内市日生(ひなせ)町の日生諸島。めざすのは、人が住んで船便のある鹿久居島、鴻島、頭島、大多府島。日生港からいたって近い距離にあるので、全島回ろうと思えば回れなくもありませんが、やはりここは、島の人情にふれながらの民宿一泊旅行がおすすめ。
弥生時代の生活体験ができる「古代体験の郷・まほろば」のある鹿久居島。周囲4kmと小さな島ながら郵便局、小学校もある諸島随一の人口の多い頭島等々、史跡を訪ねながらの散策は、しばし心の洗濯になるはず。適当なところで釣り糸をたれ、運良く釣れた魚を民宿のおかみさんに料理してもらうのもまた楽し。風と潮騒のBGMが、おおらかに全身を包んでくれます。