過去のおいんでんせえ
バックナンバー:第二幕『岡山の観光スポット2』


後になだらかに広がるのがの蒜山三座

草かんむりに「示」が二つ。それに「山」。これで「ひるぜん」と読みます。スッと読めた方は岡山県人か、あるいはかなりの岡山通 。もしくは自然派人間。蒜山高原は大山・隠岐国定公園に入る、西日本屈指の自然郷です。優美な裾野を長く引いて連なる上蒜山、中蒜山、下蒜山の蒜山三座。西の軽井沢といわれるリゾート地で、キャンプ、テニス、登山、紅葉狩り、スキーなど四季を通 じて楽しめます。緑の草原に放たれている茶褐色の牛は、ジャージー牛。この地の名産品のさまざまな乳製品を作り出しています。蒜山高原がもっとも賑わうのは、やはり夏。まさに、おいでんせえ蒜山へ。ここで過ごす夏の日の体験は、きっと心の印画紙にくっきりと鮮やかな記憶を残すことでしょう。どこかのCMではありませんが、「モノより想い出」。家族や友人たちと過ごす時間を、いくつになっても大切にしたいものです。