過去のおいんでんせえ
バックナンバー:第十四幕『いやしスポットめぐり旅』
岡山いやしスポットめぐり旅
岡山最強・縁結びトライアングル。
「縁は異なもの味なもの」不思議パワー。
新しい出会い・良縁は、人と社会を変え、
活力と癒やしを与えてくれるのだ、の巻。

「出会いだ、出会いだ、出会いだ」。
世の中、何かと大変であります。ことに、日本の将来を語る上で避けて通れないのが、少子高齢化問題。このまま行くと、日本の人口は減少し、活力は衰え、産業の衰退も避けられません。さらには、若者の結婚年齢が年を追うごとに高まっており、しかも、結婚することに魅力、メリットを感じない「結婚しないかも若者」が増加傾向というのですから、なおさらではありませんか。
アニマル浜口は娘の京子ちゃんに向かって「気合いだ、気合いだ、気合いだ!」と相変わらず連呼しておりますが、もう戦いの一線を離れたのですから、今度は「出会いだ、出会いだ、出会いだ」と、新たな局面を迎えるよう変更すべきではないでしょうか。おっと、これ以上話を進めるとやれセクハラだ、とか言われたら困るのでヤメ。
当社にも、将来を嘱望する若者たちが頑張っており、彼ら、彼女ら、そして、これから入ってくる人にも、よりよい出会いと縁を願うばかりです。
というわけで、ここは日本の全産業に成り代わってではありませんが、日本の若者の将来に幸多かれと、「岡山縁結び最強スポット」をめぐるべく、ついでに、寺社仏閣のありがたい癒やし効果をいただくべく向かったのでありました。

まずは、吉備津彦神社

まず向かったのは、吉備津彦神社。神の山として崇拝されてきた吉備の中山と、大吉備津彦命を祀る古社であります。吉備津神社とよく混同されますが、ここの神社はロケーションといい、アプローチといい、雰囲気といい、まことにしっくりとなじむ、何度も足を運びたくなる魅力をたたえています。ズバリ、癒やされます。

吉備津彦神社
吉備津彦神社
吉備津彦神社

境内は隅々まできれいに清掃が行き届いており、まるで、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)のお手本を見るかのようです。
岡山名産・万成石(まんなりいし)の淡いピンク色の花崗岩をきっちりと組み上げた石畳がまことに美しい。いい仕事してますなあと、同じもの作りに携わる者として、石工職人の心意気に感心するのでありました。
良縁祈願のお守りもちゃんとありました。駐車場脇に立つ、ゆるキャラ化した桃太郎像も必見必笑。
ささ、次へ参りましょう。

吉備津彦神社
吉備津彦神社
吉備津彦神社



続いて、吉備津神社
吉備津神社

岡山市内観光で欠かせないのが、ここ吉備津神社。
本殿・拝殿が国宝。本殿は「比翼入母屋造」と言われる素晴らしいもの。全国で唯一の様式です。この造りが仲睦まじく寄り添っていることや、桃太郎の妻・百田弓矢比売(ももたゆみやひめ)が一緒に祀られていることから、縁結びや夫婦円満にご利益があると言われています。
本殿でお参りしたあと、長い回廊へ。さすが、威風堂々。岡山の一宮なのであります。


吉備津神社
吉備津神社



最後のしめくくりは、最上稲荷(さいじょういなり)

最上稲荷大鳥居吉備津神社から車で15分程度のところにあるのが、日本三大稲荷のひとつ、 最上稲荷。大きな鳥居が目印です。神仏習合のために、お寺と鳥居が同居しています。

最上稲荷
最上稲荷


石段を登り、旧本堂の方に進むと、今回の企画にふさわしい、悪縁を絶ち、良縁を引き寄せるという「縁の末社」がありました。まずは悪い縁を断ち切り、続いて良縁を引き寄せる。この二段階プロセスに御利益の説得力を感じます。
二つの社にお願いしたあと、良縁を呼ぶという石をなでなで。
ニッポンの若者よ。浜口京子ちゃんよ。これでもう安心だ。
桃太郎の国・岡山から、トライアングル良縁パワーがきっと届くはずだ。

最上稲荷
最上稲荷
最上稲荷


レトロなお店が並ぶ参道を通り、帰りには「おみやげセンター」で、名物ゆずせんべいを購入。

お店の方からはミニサイズの招福招き猫をいただくというおまけ付きで、今回の旅を終えたのでした。めでたし、めでたし。

最上稲荷おみやげセンター
最上稲荷(最上稲荷山 妙教寺) おみやげセンター
〒701-1331 岡山県岡山市北区高松稲荷483
電話:086-287-2017
最上稲荷おみやげセンター

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